足し算の結果、55までとなりました!

いつもご支援ありがとうございます。

猫班は、多数のちびっ子たちを抱え、

募集中のページは相変わらず満員、めくってもめくってもかわいい猫。

犬班はなかなかに重症の子を抱え、ケア中の子ばかりが増え(当然医療費も…あまり先々考えると怖いので、みんなでできるだけ考えないようにしている・・・)

 

はい!今日も頑張るアニサポでございます。

皆様からの応援が、何よりの起爆剤、

幸せになった子たちからの時々の便りが、何よりの心の栄養でございます。

皆さん、ありがとうございます!

 

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さて、そんな日々の中、

時々…いや、結構頻繁にいただくのが、「ご相談」というメールや電話です。

困っている、あちこち相談しても相手にしてもらえない…と知らない方から突然来るご相談。

そのほとんどが、「飼えなくなった犬猫」のこと。

特に、最近続いたのが、「親が飼っていた犬」のことです。

はい、ご想像通りのやつです。

親が病気になり飼っていた犬の世話ができなくなった、私は飼えない、どうしたら…というやつです。

 

この相談者の方の向こうには、

大好きな飼い主の姿を見失い、寂しくて不安な顔をしたワンちゃんが居るんだ…と、心に思って、誠心誠意お話対応させていただいています。

お寺のお坊さんに相談したら、保健所にと言われた。

獣医さんに相談したら、ジモティーの里親募集に載せたら?と言われた。

ある愛護団体に相談したら、ほとんど話も聞かず、うちは無理無理、と言われた。

そうです。

 

アニサポでも、何か秘策があるわけではありません。

相談者さんに、できる限りの、最低限の責任を果たしてもらい、

私たちができる限りのお手伝いをして、

ご縁が来るのを待つのみです。

 

手間も、時間も、お金もかかります。

 

それでも、

自分を育ててくれた親が心のよりどころにと思って飼っていた、たった一つの命ぐらい、何とかしてやってほしいものです。ほんとお願いします。

具体的な対応方法の細かい説明が半分、

残り半分がそういった、犬は何の落ち度もない、道義的な責任を果たしてほしい、何とかなるから、頑張ってやってください、っていう説得?みたいな話になります。あわよくば、運よくこちらで保護していただけないかしら?ぐらいの期待が30%ぐらいあったりするので、そんなことは無理ですよ、それはおかしな話ですよ・・・というのを心を込めて、失礼のないように一生懸命お話いたします。大体たぶん、私よりずいぶん年上の方だったりします・・・ので、余計に気を使います。

メールや電話で、1時間とか・・・えっと、相談料は無料です、その間、私一切の家事育児、自分の犬猫の世話、ストップします…でも、犬のためにと思って…

 

そういったことを

何度も何度も行っていてですね、

それで、ぜひお願いですが、

犬猫の寿命は、ざっくり15年。

飼うときは、必ず自分の年齢に15を足してください!(子犬子猫の場合)

その頃が、一番お手間も、お金もかかる頃ですよ!

足し算できますか?できますよね?

 

では問題です。

「一人暮らしでは、寂しいし張り合いがないわ」というまだまだ元気な65歳のお母さんが犬を飼いたいと言いました。

あなたは何と言うべきですか?

①「ボケ防止にもなるし、いいんじゃない?」

②「ちゃんと世話できるの?」とだけ言ってお母さんの人生だからと黙認

③65+15=80をしてビックリして止める

④65+5=70ぐらいなら、ありかな?自分も手伝えるかな?と考えて、10歳ぐらいの保護犬を探す。

 

多分、①や②の方が、5年後ぐらいに、アニサポに電話してくるんですよね…

 

 

ほんとお願いします。

どーしても、子犬子猫から飼いたかったら、

55歳までにしてください!

55+15=70

あ~これでも、ちょっと心配(;'∀')

ご夫婦揃ってるとか、ご家族が同居してるなら、って条件にしましょうか・・・

ほんと、足し算しっかりやってください!