ダックスあいちゃんの事

皆様、お天気のよくて楽しいGWをお過ごしでしょうか?

急な気温上昇で、特にワンコさんは暑さにやられがちです。冬の癖が抜けきらず車内にうっかり残しては、いけませんよ!

 

 

さて、お出かけも楽しいこんな時期ですが、アニサポ内は、相変わらずです。赤ちゃん猫はすこ~しずつ距離を詰めるが事く、集まってきておりまして、久しぶりの可愛い姿に癒されております。

 

多頭飼育現場からたくさんやってきたダックスちゃんたちも次々お家が決まっていくようで、生活が激変して、きっと本犬もびっくりしているでしょう…

そんな中、保護時すでに妊娠が疑われていたあいちゃん・・・お腹の大きさより、異様に大きなおっぱいにみんな驚きました…何度も何度も出産したのかな。それとも、産んでもいない子たちまで、お腹が空いていつまでも吸い付いていたのかな。

多頭飼育現場は、普通の状態ではないので、どんなことが起こっていたのかわかりません・・・

ただあいちゃんの姿からは、たくさん苦労してきたことがわかったし、おとなしくて優しい性格からも、黙ってその苦労を引き受けてきたんだろうなぁ…と思われました。

 

あいちゃんにとって、最後の出産。

子育てがひと段落したら避妊して、それからは、ゆっくり里親さんを探して、安心して暮らしてもらおうと思っていたのですが、、、その最後の出産が本当に大変なことになりました。

陣痛が弱く、なかなか出てこない赤ちゃんたち、逆子も多く、赤ちゃんのサイズも大きくて…何人ものボラがフォローしましたが、最後は、結局深夜に帝王切開することに・・・

あいちゃんの命を守るギリギリの選択でした。

すべての子を救うことができず、申し訳なかったです。

あんな時間から緊急手術をしてくださった先生には、感謝しかありません。

あいちゃんの子宮は、何度も出産していたからかボロボロだったそうで、避妊手術も同時にしていただきました。

 

術後すぐからあいちゃんは、無事生まれた子達のために、授乳子育てをしています。

あいちゃんは、苦しかった出産時も、病院での処置中もとてもおとなしく、我慢し続けました。今は毎日の子育てをせっせとこなしています。本当にけなげです。

 

「あいちゃんを最高に幸せにしてあげよう」が、今の私たちの合言葉です。