犬猫が大好きで、保護された子たちを助けたいと思っている一人暮らしの方にとって、犬猫の里親になるというのは、とてもハードルが高いようです。
実際、多くの保護団体さんが譲渡条件で、「一人暮らし不可」と頭から問答無用でお断りのようです。
確かに、一人暮らしの方はご家族暮らしの方よりリスクがあります。病気になったり、けがをしたり、とても忙しいことが起こったりすると、一人ではお世話が大変ですから。もう、それは、わかりやすい事実です。
でもですね、
私の知ってるお一人暮らしの犬猫と暮らしている方は、大切な犬猫のお世話ができない事態を起こさないよう細心の注意を払って暮らしています。日頃の体調管理、いい加減な生活を送ることもなく、きっちり責任もってお世話してみえます。「私ができなかったら、この子たちは大変なことになる」って思いがありますからね。
何なら、夫婦二人暮らしでも、だらしなく無責任で、誰かがご飯やるだろうと酔っ払って寝ちゃったとか、帰る時間もめちゃくちゃで深夜まで世話されないとか、そんなんだったら、2人の意味ないし。むしろ、何の世話も手伝わない奥さんに迷惑かけるばっかりの旦那とかだったら,居ないほうが良かったりして。
そう思うと、みすみす、とても素敵な里親候補さんを「一人暮らしだから」という理由だけで、お断りするのは、ちょっとおかしいですよね・・・
なのでアニサポでは、「一人暮らしだから」というたった一つの理由だけで、お断りすることはありません。
そして、そんな里親希望さんも、ほかの団体さんで門前払いを受けてる人が多いから、「ちょっと話を聞いてくださいっ!」ととても熱心に応募いただきます。
お互いの信頼関係、納得できる条件が大切なのです。
こちらからお願いしたり、里親希望さんがご自身から「こんな状況なんで安心してください」と説得条件として提示していただいたものは、こんなものがあります。
・近隣に住む親族の方の推薦(お手紙や、面会、お電話での確認)
・飼育環境などのお写真
・今まで飼っていた子たちの写真
・お隣やご近所さんの推薦(ご自宅訪問の時に一緒に歓迎していただきました)
・犬友、猫友さんからの推薦(SNSなどの交流記録)
・身分証明
・在職証明(年収もお伝えしましょうか?と言われたことも)
こういったものを複数ご用意いただいて、ご自宅訪問の時に確認させていただいたりしています。
確かに、普通の譲渡よりちょっと慎重になり、ちょっと手間がかかります。いろいろ細かくお聞きすると思います。
もちろん、とてもいい条件の別の里親さんがいたら、条件で「負けて」しまうこともありますが・・・
それでもやっぱり、犬猫と暮らしたい!という方、ぜひご相談ください!
お一人暮らしの方でも、救える命があります!
一人だからこそ、一緒に暮らすパートナー、必要ですよね。
今までにも、たくさんの子がたった一人のパパやママとの暮らしをスタートしています。そしてとっても幸せそうに暮らしているご報告をいただいています。
ボランティアがめんどくさがって、簡単に「不可」っていうのは、怠慢。
たった一つの条件で、「不可」っていうのは、譲渡に自信がない証拠。
自分達に言い聞かすつもりで言い切らせてもらいました!
頑張ります!
ご相談お待ちしています!