よくあるご質問(Q&A集)



里親希望様、HPを見た方などから、よくいただくご質問をまとめました。


Q.ペット不可の住宅ですが、周りはみんな飼っています…ダメですか?

A.申し訳ございませんが、譲渡はできません(例外はございません)

ペット可の住宅も増えておりますので、住環境が整いましたら再度お申し込みください。「お引越ししてやっと犬が飼える~!」と目をキラキラさせて譲渡会に来るお子さんもたくさんいらっしゃいます。オトナが約束を破っていては、子どもの長年のがまんも無駄になりますよね。

不幸な子を助けようという、せっかくのお気持ちかと思いますが、どうぞご理解ください。

Q.初めて飼うので心配が多いのですが…

A.大丈夫です。お届けしてから、トライアル期間(最長1か月。子猫は、1週間)を設けております。その期間にお世話のコツなどもいろいろとアドバイスさせていただきます。ご心配の多い方は、毎日のようにメールや電話でやり取りする時もございます。ボランティアは、譲渡後も、実家の母のような気持ちでサポートしていく気持ちでおりますので、病院に行くほどではないけど、なんだか心配…というときなど遠慮なくご相談ください。

Q.保護された子は、ペットショップの子と比べて病気が多いのではないですか?

A.保護犬猫は、保護後 獣医さんでの診察や様々な治療を受けてから募集をします。治る病気怪我は治療し、長く付き合っていく疾患やハンディ、体質はわかる範囲で、すべて明らかにして募集をいたします。ただ、残念ながら後から分かってくる疾患などもあります。

一方ペットショップの子は、「商品」なので、十分な健康管理がされているかとは思いますが、この子たちもまた、成長とともにわかってくる疾患やハンディもありますので、リスクは変わらないかと思います。

そういった点も踏まえて、「生き物」には、完璧、完全ということはありませんので、そういったリスクも含めてすべてを受け入れていただくお心つもりが必要ではないかと思います。

Q.猫はなぜ完全室内飼育なんでしょうか?自由気ままに外にも出れたほうが幸せなのでは?

A.一昔前ののどかな風景としては、半外飼育の自由気ままなネコちゃんは愛らしかったかもしれませんね…しかし現在は、交通事故、虐待、病気に感染するなどの危険があります。猫の糞尿やイタズラへの風当たりも強くなっております。

このような時代の変化とともに、室内でも楽しく過ごせるような、キャットタワーやおもちゃなども充実していますので、室内だけでの暮らしで、満足している子がほとんどです。特に子猫の場合は、外での生活経験がございませんので外に出すのは大変危険です。  キャットフードや、医療の発展もありますが、猫の寿命は、室内飼育の場合、15年ほど、しかし、外で暮らす野良ネコちゃんは、平均5年といわれています。

安心して安全に長生きしてもらうためにも、、脱走に十分注意して室内飼育をお約束いただきますようお願いしております。


Q.避妊・去勢手術絶対必要ですか?かわいそうな気がして…

A.手術をお願いしている3つの理由がございます。

①病気になるリスクが少なくなり、ストレスも軽減されます。

 ・手術をすることで予防できる病気がたくさんあります。病気になってから慌てて処置するより、健康状態が良い適切な時期に、手術をしておくことは、犬猫にとってもリスクが小さくて済みます。獣医さんにとっても、手慣れた手術を計画的に(予約を取って)処置できますので、安心です。

かわいいわが子と長く一緒に暮らす為に、手術を受けてください。


・本能的におとずれる発情によるストレスが回避できます。

 人間社会のルールの中で、家族として生活している ワンちゃん、猫ちゃんにとって手術をしてもらっていないことは、ストレスこの上ないと考えられます。夜鳴きする、メスを追いかける、それは男の子の犬猫にとっては普通のことですが、人間にとっては迷惑ですね。ある獣医さんは、「可愛い子がいるのに、声をかけてはいけない。きれいなおねぇさんのいい匂いがしても騒いではいけない…ってどうやって犬や猫に教えますか?」と言われました…確かにそうですね。人間なら理性があり、自分でストレス発散もできますが、ワンちゃん、ネコちゃんにはできません。

辛いですよね…

②さかりがくると、ワンちゃんネコちゃんはもちろん、人もちょっと大変です。

猫ちゃん

 生後約10カ月で性成熟します。

早い子だと生後約4カ月でさかりがくる子もいます。

さかりがくると、女の子は大声で鳴き、マーキングをする子もいます。

男の子は気がたって性格が荒くなる子もいます。

☆ワンちゃん

女の子は生理が来ます。2週間以上にわたって出血があります。おむつは嫌がる子が多いです。

お部屋のお掃除、お洗濯も大変です。

男の子はやはり気性が荒くなります。未避妊の女の子の生理の匂いは数キロ先まで届くといいます。男の子にとっては、我慢のできないものでしょう・・・


子犬、子猫は、生後6か月になれば、避妊去勢手術が可能です。

家族の一員として犬猫ちゃんも快適に生活が出来るようにしてあげてください。

③殺処分を減らすために、命を増やさない。

 必要のない命として、いまだにたくさんの犬猫が処分されています。

私たちボランティアは捨てられてしまったり、行き場をなくして困っている子、辛い目にあっている小さな命をたくさん見てきています。やはり「増やさない」ということはとても大切だと考えております。


現在、処分数が圧倒的に多いのが子猫です。猫は、年に3回、5匹ほどの出産が可能です。

何もしなければ、増えるのが当たり前です。

処分を減らすためにも、目の前の我が子の避妊去勢手術は、大切なことなのです。

Q.外飼いのミックス犬がほしいのですが、なかなか出会えません。

A.一昔前は、近所で犬が生まれたから、とか、野良犬がうろうろしていたり…ミックス犬と出会うチャンスは多くありました。今はずいぶん減っていますね。

また外飼育の犬というのは、現在の気候状況(猛暑、豪雨、大型台風など)から考えても、快適な飼育環境とは言えません。

保護ボランティアは、できるだけ幸せに安心して暮らしてほしいため、保護後、室内での飼育ができるようしつけを始めます。そのため、ミックス犬であっても室内飼育を条件に募集することがほとんどです。(中には、長年、外で飼われていて保護されたため、室内になじめない子もいますのでその場合は、外でもOKという場合もあります)

そのような理由から、出会いはさらに減っていると思います。ご理解ください。


Q.子猫がほしいのですが…共働きをしています。

A.共働きというと、お留守番時間が6~8時間ぐらいになりますでしょうか…

子猫は、4~6時間おきに、ご飯やトイレの必要があります。また動きが活発で、いたずらも(^^)します。お世話がかかる時期です。

また、一番かわいい時期を寂しくお留守番…というのもとても残念です。

せっかくのお気持ちですが、お留守番の長いご家族には、生後6か月越えぐらいの若い猫、もしくは、すっかり落ち着いてお留守番もしっかりこなせる大人猫をお勧めしています。子猫は無条件にかわいいですが、大人猫にもそれぞれの個性や味わいがあり、それを見ながら一緒に暮らすのは楽しいものですよ。

Q.以前に里親に申し込んだのですが、縁がありませんでした。もう一度申し込んでも無理でしょうか…?

A.ぜひもう一度ご検討ください。ご希望の多い子は、3~5件のお申し込みが重なる場合もございます。里親様の選定は、複数のボランティアで、ご家族構成、お留守番時間、犬猫の飼育歴、先住動物などをもとにそれぞれの子に会うお家を選ばせていただいております。ほんの少しの差でお断りする場合もありますので、私共も心苦しく思っております。

もし再度ご応募いただけます場合、飼育条件とそれぞれの犬猫の特性をよくご検討いただき、ボランティアにもご相談いただいてお申込みいただけたらと思います。私共も、一件でも多くご縁ができるようにと思っておりますので、「このような子はいかがですか?」「こういった飼い方をしていただけませんか?」などご提案させていただきます。


もしくは、各地の保健所、愛護センターからの譲渡も現在徐々に進んでおります。各地にボランティア団体さんも増えております。ネット上での里親募集情報も様々ございます。それぞれ、譲渡条件や、里親さん選定条件も異なります。また、大人猫が多い団体、保健所から引き出している団体、繁殖所からの引き取りが多い団体など…団体ごとの特色も違いますので、不幸な子たちへのお気持ちを大切に、いろいろな出会いを探していただけたらと思います。

Q.使わなくなった犬猫用品を使ってもらいたいのですが…

A.ありがとうございます。保護犬猫のために使わせていただきます。ペットシーツや、ネコ砂など開封されているものでも大丈夫です。(ただしフード類で、消費期限が切れているものはご遠慮いただいております)

また、サークル、クレート、お洋服など中古のものでも大丈夫です。


受け取りにつきましては、譲渡会にお持ちいただくか、物資担当宛に配送いただくことになります(送料のご負担をお願いしております)

まずは、お問い合わせフォームから、メールをいただきますようお願いします。